夫婦、恋人同士で「あれ、買ってきてね」とか、「来週の日曜日、○○に行こうね」といった約束やお願いはよくある話だと思います。
実際、僕も家で妻とそう言った会話になるのですが、何か考え事をしていると「うんうん、わかった」と言いながら、あれ?あの話しいつのことだっけ?となることもしばしば。
で、逆に、僕からも「いついつは会食があるから、夕食はいらないよ」と伝えてあったけど、あれ?ご飯作っちゃったよ、なんてことも。
お互いがお互いの話を、きちんと聞いていなかったのか、それとも忘れてしまったのか、それはさておき、ここで、勃発するのが、“言った”“言わない”というトラブル。
どちらかが言ったと主張すれば、どちらかは聞いていない。
そう、自己主張が入ってしまいます。
「そうだっけ、ごめーん」となれば良いところですが、そうも行かない心境もあるでしょう。
そこで、わが家では、それぞれが対策に打って出ました。
その前に、エビングハウスの忘却曲線の考え方では、実に人は24時間後、74%忘れてしまうと言われています。
たった、24時間。昨日のことです。でも、忘れてしまう可能性がそこまであるのです。
なので、人は、最初から忘れてしまうしまうものだと認識をしておく必要があります。
勉強であれば、くり返し学習をすることで、忘れることは防げます。
でも日常生活のお願い事や約束です。
くり返し相手に伝えれば、もう分かったよ!と不穏な空気が流れてもおかしくありません。
そこで、話を戻して、わが家では、文字にして残すことにしています。
妻は必ず目に入るトイレのカレンダーに予定表を手書きで書いてあります。
そこで、僕は、子供の行事など再認識します。
たまに、聞いて無いことも、予定として書き込まれていることもありますが(笑)
そして、僕は、LINEのメッセージでtodoリストのように書いて、話した内容を送ります。
こうして、伝える側も、“文字を書く、整理して記録しておく”という作業を一度入れるため、忘れにくくなります。復習ですね。
そして、伝えられた側も、文字で残されているため、「聞いて無かった」とは言うことはありません。
手間かもしれませんが、こうすることで、無用なケンカは避けられます。
もし、言った言わないが多い二人だったら、“文字にして残す”
まずは、そこから取り組んでみてくださいね。
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